2003年、中国黄土高原の農村に、貧しさゆえに進学をあきらめなければならなかった丁翠（当時12歳）がいた。彼女のひたむきな姿から視聴者の寄付が集まり、教師になるという希望を胸に町の中学へ進学した丁翠。しかし結局、過酷な現実の中で、学校を辞め、住込みの仕事を転々としている。理想と現実のギャップに戸惑いながら、自分の道を模索する少女の青春を見つめる。