クラシックギターの第一人者、村治佳織。

毎年数か月はスペインで暮らすなど、各国の文化を吸収しながら独自の表現を追求してきた。

レコーディングやリサイタルに追われる中、かねてから「一度クラシックを離れ、

音楽そのものについて考える時間を持ちたい」と考えてきた彼女が今回訪ねるのは

“地球上で最初に音楽が生まれた場所”と自身がイメージするアフリカの大地。

生活と音楽が密接に結び付いたタンザニアの農村地帯を訪問し

収穫や子供の誕生祝など全ての場面に音楽が欠かせない生活を体験。

音楽の原点に接し、自分自身の音楽を即興で生み出すさまをドキュメントする。