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2022年2月11日(金)新日本風土記「北上川」

東北一の流域面積を誇る大河、北上川。岩手県の中央を貫き、宮城県石巻で太平洋に注ぐ。江戸時代、雄大な流れは米などの産物を運ぶ水運の大動脈として暮らしを支えた。水運を管理した「肝入り」という職の末裔や、水の都・盛岡で川船復活を目指す人々が往時を語る。

明治に入ると蒸気船が川を行き交い、異国の文化も運んだ。流域には明治初頭ロシアから伝わった信仰を守り続ける集落も。

雪と岩肌が作る水墨画のような絶景の猊鼻渓。石巻のシジミや一関のモチ名人のおばあちゃんなど、食の豊かさも紹介。

流域の絶景や歴史をたどる、冬の北上川の旅。