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2022年3月25日(金)イッピン 吉野の里の木の匠〜奈良 木製品〜

奈良県には吉野杉という杉材がある。中には樹齢200年を超えるものもあるという、この杉材を使って、精巧な椀や、照明器具を作る木工職人たちの仕事ぶりを紹介する。 奈良県には、吉野杉という杉材がある。中には樹齢200年を超えるものも。しかし、林業不振が続く中、従来の建材用だけでなく、木工用に杉材を使おうという職人が出てきた。一人は、200年以上の杉を使い、縁の幅3ミリという極薄の椀を作る。削り出す際、神経を集中させなければ、割れてしまう可能性もある。また、照明器具を作る職人は、「透かし彫り」の技法を使う。ち密な木目の板であるほど、精巧に彫りこむことができる。

ナレーション 平野義和