ローディング

2011年3月6日 世界ふれあい街歩き ~フランス・アビニョン~ 

フランス・プロバンス地方の西部、アビニョンはローヌ川のほとりにある人口9万の街。14世紀のおよそ70年間、ローマから法王庁が移され、カトリック世界の中心として栄えました。フランス民謡「♪アビニョンの橋で 踊るよ 踊るよ・・・」で知られるアビニョン橋は中世建築の傑作。今も、街のシンボルとなっています。毎年1カ月にわたる演劇祭が行われる文化芸術都市としても知られています。
城壁に囲まれた旧市街に入り、プラタナス並木が美しいメインストリートへ。趣のある路地を歩けば、ご近所の社交場になっている古本屋さんや水車を発見。そして、岩山を削って作られた道を登って荘厳な旧法王庁へ。寛容の精神を尊び、外から来た人たちを受け入れてきたアビニョンの伝統は今も息づき、さまざまな立場の人々がこの街で根を張り、新たな暮らしを始めています。
街のシェフたちが生み出した絶品スイーツや、意外な“質屋の歴史”などもご紹介します。