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2014年4月27日 証言記録 東日本大震災 第28回 千葉県旭市「遅れて来た大津波」

九十九里浜の北部に位置する千葉県旭市は、あの日、震度5強の地震に見舞われた。沿岸の住民たちは指定されていた避難所や、内陸へと避難した。その後、押し寄せた2度の津波は、堤防をわずかに越える波だった。そのため多くの住民が安心して帰宅してしまう。
しかしそれから1時間後の17時20分頃、7.6mの巨大津波が街を襲った。この津波による死者・行方不明者は合わせて15人、600棟以上の家屋が破壊された。震源から遠く離れた関東にありながら、津波によって東北の被災地に匹敵する被害を被った。
地震が起こってから、大津波が来るまでの2時間半。旭市の住民たちは何を考え、どう行動したのか、証言で振り返る。

 

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