ローディング

2015年1月19日 TOMORROW「命を考える防災教室」

<静岡県静岡市・宮城県気仙沼市>

 

東日本大震災は、教育現場に「想定外の災害が起きた時、生徒が自分で考え行動する力をどう養うか」という課題を突きつけた。そして今、静岡大学の教員を目指す学生が開発している「防災道徳」の授業が注目を集めている。防災道徳とは、「津波が迫る中、避難するか、家族の安否を確認するか」といった道徳的判断に迷う状況を議論することで、子供たちの判断力や危機回避能力を高めようとするもの。東海地震が想定される静岡県を舞台に、大学生が開発する防災道徳の授業とその授業を初めて受ける地元小学生を取材し、「自分を守る力」を培っていく子供たちの姿に迫る。

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA