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2015年11月22日 ドキュメンタリーWAVE「中国 株暴落に揺れる人々〜上海 広東路の秋〜」

この夏、世界の金融市場を襲った同時株安。その震源地となった中国では、株価の下落によって数百兆円規模の資産が目減りしたとされる。取引の約80%を個人投資家が占めると言われる中国株式市場。今、多くの個人投資家たちが失った資産を取り戻そうと必死になっている。そうした人たちを引き寄せる場所が上海にある。大手証券会社がある街の中心部、広東路の一角。週末になると200~300人が集まり、「街頭株式サロン」と呼ばれている。投資家だけでなく、株式の動向について独自の情報を売る“予想屋”に、資産運用塾への勧誘をする人の姿も。中国経済の先行きが不透明な今も、サロンには冷めやらぬ株式投資への熱が満ちている。夫が遺したなけなしの蓄えを失い、株で取り戻そうという妻。本業そっちのけで株取引にのめりこむ経営者。そして株取引に見切りをつけ、新たな投資先を探す富裕層・・・激動の夏を経験した個人投資家たちの秋を見つめる。


証券会社の電光掲示板を見入る個人投資家

 

街頭株式サロンで客寄せ口上を述べる予想屋