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「満州 難民感染都市」前編 知られざる悲劇 / 後編 祖国への脱出

昭和20年、敗戦後の旧満州に残された邦人は150万余り。

ソ連軍の侵攻のなか、奉天(現在の瀋陽)など大都市に流れ込み、次々に発疹チフスにたおれた。

この時、患者の治療に当たったのは満州医科大学の医師、学生、看護師。

ワクチンの製造を試みたが、医師もまた感染症で命を落としていく。

ようやく終息するも、ペスト、次いでコレラが発生する。

引き揚げに至るまで続いた知られざる感染症との闘いを貴重な証言や新資料で描く。

証言者たち

満州医科大学正門

満州医科大学生たち

瀋陽の難民収容所