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廃虚になったマイホーム 〜中国 “鬼城” 住民の闘い〜

中国では今、建設が途中でストップし、廃虚となったマンション、「鬼城」が増えている。購入したマイホームが「鬼城」となり途方に暮れる住民たちの苦悩と闘いを描く。

武漢市内にある高層マンション「江南世家」。5年前に工事が止まり、未完成のまま放置されている。総戸数263戸の3分の2が販売済み。

購入した住民の中には、マンションのローンと今の住居の家賃の二重払いに堪えかね、電気も水道もない新居に暮らし始める人も。

開発業者を訴え、勝訴した住民もいるが、賠償金は一切支払われていない。

「鬼城」住民の苦悩と闘いを通して、中国の不動産開発をめぐる歪んだ構図を浮き彫りにする。