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新日本風土記「流氷オホーツク」

北海道のオホーツク海沿岸。今年も2月上旬に流氷が接岸し冬本番を迎えた。寄せては返す流氷のように多くの人が行き交ってきた北の海。そこで繰り広げられるひと冬の営み。 流氷が岸に迫り多くの漁船が陸上に避難するなか、かき入れ時とばかり海に出るウニ漁師。オホーツクの海風をたっぷり浴びた牧草だけで牛を育てる、牧場経営の若夫婦。流氷と共にやって来てはぐれたり傷ついたりしたアザラシを保護する施設、そこで働く女性飼育員。今から千年以上前に海の向こうからやって来て住み着いた謎多き北方民族「オホーツク人」、その痕跡を発見し世に広めたひとりの理髪師。それぞれの物語。