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Asia Insight 中国・3年ぶりの春節帰省列車 3月6日

ゼロコロナ政策による移動制限が解除され、初めての春節(旧正月)を迎えた中国。都会から故郷へ向かう列車は、3年ぶりに帰省する出稼ぎ労働者たちで埋め尽くされた。 中国第3の経済規模を誇る広東省深圳。1月上旬、深圳東駅は、春節を故郷で迎えようとする出稼ぎ労働者で混み合っていた。普通列車K134は、深圳から、多くの出稼ぎ労働者の出身地である河南省の省都・鄭州へ向かう。28時間の長旅だ。コロナの影響で仕事が減り、家族へのお土産もないと嘆く人、宅配の仕事で商機をつかみ、故郷で派手に花火を上げたいと意気込む人、3年ぶりの帰省列車に乗り込んだ人々の声に耳を傾ける。

列車:深圳と鄭州を結ぶ帰省列車K134

深圳東駅:ゼロコロナ解除後、深圳東駅で春節へ帰省する人たち

車内:帰省列車に乗り込む出稼ぎ労働者たち

野宿:帰省のチケットを手に入れず、駅で野宿する人たち