激動の20世紀。中国の建国に欧米出身の外国人が参加していた。毛沢東が飛ぶ理想に共鳴し、世界各国から中国に集まった共産主義者たち。彼らは中国で子供をもけけ、 「レッドチルドレン」が誕生する。見た目は外国人でありながら、毛沢東への崇拝や階級闘争の重要性を教えられた育った。50年前、文化大革命が始まると、十代半ばの彼らは「紅衛兵”となり積極的に革命に参加しました。しかし、混乱の中でレッドチルドレンとその家族も過酷な現実に晒されてゆく。激しい吊し上げ、スパイ容疑、監禁や投獄···。平等な社会を目指す共産主義への憧れは失望へと変わってい。歴史の波に翻弄された人々の、知られざる物語に光を当てる。

前編「赤いネッカチーフ」 / 後編「50年目の告白」