バングラデシュ南西部にある世界最大のマングローブ林シュンドルボン。毎年4~5月、1000人もの男たちが野生のハチの巣からハチミツを採取する。その活動に密着した。
シュンドルボンに隣接する村に暮らすアダム・アリ・ガジさん。40年の経験を持つベテランのハニーハンターだ。4月1日、孫や仲間と6人のチームを組み、今年初めてのハニーハンディングに向かった。広大な密林でハチの巣を探し出し、火をたいてハチを追い払いながら、ハチミツを採取する。塩害により農業に適さない沿岸地域で、ハニーハンティングは貴重な収入源。わずか2か月のシーズンに、家族の生活がかかっている。
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